大リーグのア・リーグ年間MVPは大谷翔平か　それともアーロン・ジャッジか？

MVPとは、Most Valiable Player もっとも活躍してチームに貢献した選手
とあるので

大谷　投手では２６試合１４勝８敗　防御率2.47　9/24
　　　打者では打率0.271　打点90　34本塁打　出塁率0.358

ジャッジ　打率0.314　リーグ1位　打点128　リーグ1位　60本塁打　リーグ1位

ジャッジは9/24現在三冠王なのです。

打点と本塁打は2位との差は歴然で打率は競り合っている状態ですが、
四球が97で出塁率を0.421としています。

所属チーム勝敗は　ジャッジ　東地区のヤンキース92勝58敗　断然1位で
ワールドシリーズ出場決定

大谷　西地区のエンゼルス60勝85敗　3位でワールドカードに全く手が届かない。

大谷としては先発で防御率2.47は試合の主導権は握っていたが、
マイク・トラウトがケガで戦線離脱したことで得点力が大きく低下したのが、
大きく響いた。

MVPの趣旨から年間の活躍でチームの勝利にどれだけ貢献したかの比較で
言うと60勝のうち14勝　1/4勝利に寄与してはいるが、60本塁打の華やかさと
東地区1位という栄冠で合理的に見るアメリカ人は今度こそジャッジに軍配を
上げるでしょう。

大谷選手は1度きりの野球人生を勝ち星をあげられる投手でいたい、
ホームランをかっ飛ばす打者でいたい、塁に出たら自慢の足で盗塁したいと

自分が満足な野球人生を送りたいがため、プロでも非合理な打者投手を
同時に行っているのを日本人の我々は肌で感じているが、
それが去年の評価で年間MVPを取った（驚いたことに）理由であろう。

しかし去年より投手成績は良いけれど連続して同じ理由で取ることはないだろう。

そしてもっと記録を鮮やかにするためには、後は規定投球回数を達成するまで
（あと9イニング）頑張って投げきって願わくば勝ち星をあげてほしいのだ。

　岡田　純