1. HOME
  2. ブログ
  3. 未分類
  4. 底辺職業ランキング

BLOG

五香のつぶやき

未分類

底辺職業ランキング

朝の情報番組で就職サイト「就活の教科書」が公開した底辺の職業ランキング
について、職業の格差をつけるな、そこで頑張っている人に失礼であるとか
コメンテーターからは批判の嵐であった。

この記事の編集会社はある程度は批判覚悟で出したと思うが、
炎上して直ぐに引っ込めてしまったのでボクは見ることができなかった。

そこでネットで調べると12業種あって 土木・建築作業員、警備、工場作業
清掃業、コンビニ、トラック運転士、ごみ収集、飲食、介護士、保育士 
コールセンター とあった。

人気業種・会社ランキングはその年の世相や流行、情勢、世界の動きとか
いろいろ参考になることがあるが、その逆は収入の低さ、仕事の内容、
職場環境など中々変わるものではないので毎年ほとんど変化はないと思うが
このランキングは何を知らせたかったのか判らずじまいである。

ボクはもっと捻りのある内容だと思ったのです、不動産屋とか町場の工務店
リフォーム屋とかだったら うちはど真ん中のストライク だったら?とか

デイトレーダーとかファンド会社などは社会の為でなく、人の金で自分が
儲ける金儲け主義 とか もっと社会性に突っ込んだものだと面白いのにと
これには白けました。

そこでスポコン漫画『巨人の星』の一節を思い出しました。

貧乏長屋住まいの星家の長男 星飛雄馬は読売巨人軍に入団するのが
親父から与えられた絶対の使命 まずは甲子園に行くのが可能な学校として

金満私立高校 青雲高校に入学するために面接を受けるのだが、校風に合わぬ
ツギハギだらけの制服で訪れた飛雄馬を見て 面接官は

君の父親の職業は何だね(バカにしているのか?自分が入学するのに恰好や
父親は関係ないだろう)と思いながら 

『俺の父ちゃんは日本一の日雇い人夫だ!』と会場を沸かせ飛び出してしまった。

この時代(昭和40年代)から建築土木作業員は底辺扱いで、代々変わらず
現在やってる人たちも格差なんか気にしていないし、今更、他人が正義感を
かざして声高々に失礼だという気にもならなくていいと思う。

ボクの子供の時も母親から何でもいいから大学に行けと言われた口だ。

それにはお金がかかるのに将来就職や結婚に少しでも有利になるだろうと思う
親心からの忠告だ・・・それなのにボクは4年間遊び惚けてしまった
その時代に戻れたらやり直したい これは本気で後悔しております。

底辺だなんて ボクはごみ収集の方には声かけますよ・・だって早朝から
汗だらだら流して走り回って頑張ってる姿、自分のやる気を掻き立てます。

介護士の方々には頭が上がりません、両親の面倒を見てもらいありがたかった。

建築土木作業員・配送などのトラックの運ちゃん 工場の作業員さんは
無くてはならない、ボクの仕事を支えてもらってありがたいです。

行きつく所は皆さんどこかで感謝してるもので底辺と思える訳がない。

 岡田 純