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五香のつぶやき

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朝ドラを見終わって

NHK朝ドラ『カム・カム・エブリバディ』良かったです。

観れなかった時は土曜日の振り返りで補う徹底ぶりでした。

特に3代目ヒロインひなたの川栄さんが可愛らしく魅力的で楽しくて
また物語には日々感動して観ておりました。

そして最終回を終え余韻を残したまま製作チームのHPコメント欄を見ました。

そこには「どんな人にも親や育ててくれた人がいて、その人にも必ずそんな人が
いて、その道は100年以上も前まで遡る。

また未来も同じであって自分がこうしてここにいることの奇跡は、先人たちの
貴重な時間の積み重ねの上に築き上げられた平和の尊さを心に感じてほしい。」
とある。

このドラマでは戦争から這いつくばって生き続け、その中で祖父から餡子の味を
受け継ぎ、世界を気軽に行き来できる時代が来るようにと希望を持ち 
そしてこれらは代々受け継がれていく。

ボクには絶望の淵の中、砂を食んでも生き続ける戦中戦後の生活から希望を
見いだし、重く苦しかった経験から一歩一歩踏み出して子供たちの未来の土台になる。

ボクの泣き所ですが戦禍のシーンを映し出されると人一倍先人の苦労を
感じてしまうのです。

ドラマでは初代ヒロイン安子の一家で和菓子屋の職人を交えた団らんのひと時も
戦争で塵じりとなり、内地まで戦禍が広がり、空襲で祖母と母を亡くし、失意で
仕事も手に付かなかった父もやっと元気になりかけた時に亡くなりましたが、

亡くなる前に売り物のおはぎを盗もうとした戦争孤児におはぎをひと箱を預け、
それを売ってこい、売り上げの一部を給金として出すと渡したシーンがあった。

ジャズ喫茶を覗いていた孤児(2代目ヒロインるいの亭主)とこいつの二人が
このドラマのどこかの肝になるのかなと思っていたが、こいつがなかなか出てこない。

それが最終回に話だけがちゃっかり出てきました。

『たちばな』のおはぎをおばあちゃんになった安子が食べるシーンで
それを感慨深げに昔作っていた実家の和菓子屋を思い起こすシーンがありました。

『たちばな』は戦時中一人で放浪していた時に食べたおはぎの旨さが忘れられず、
それを再現しその時の屋号を頂戴して鎌倉に店を出し大成功したとある。

ばかやろう それは父から盗んだものだ お店がうまく行きだしたら、岡山に
出向き『たちばな』に縁のあるものを何とか探し出しお礼を言うのが筋であろう。

多岐川さんが幼少のるいに母とのわだかまりのきっかけ作ってしまったことを
生涯悔い続け、るいに謝りたいと死ぬまでその十字架を背負い続けたこと。

わだかまりから一生涯母を憎み続けているだろうるいに一目だけでも会いたいが
会いに行けない安子

時代がそうさせ自分が生きていく、幸せになっていくには仕方ない行為も
時が解決してくれる で終わらせない情の厚さに心打たれた。

登場人物もみな人情に厚く、一生懸命に英語を取得するひなたの人間性は
とにかく素晴らしいものであった。

だからこそ『たちばな』を繁盛させたコソ泥のガキの不義理さが悲しさを増す。

平昌オリンピックで映し出されたカーリングのもぐもぐタイム

かわいらしくイチゴをほおばるシーン  あの韓国産のイチゴは日本の
生産者をだまして韓国産として広めたもの

日本人から搾取したものだ・・・・あんなの映し出して
ツイートでは『かわいい!』なんて言われてその気になって 

それについては被害者もおり、知らなかったとはいえ詫びの一つも無し 
あほらし 日本人生産農家の努力と誇りを踏みにじりやがって。

ドラマに戻ります。 『たちばな』の社長には雉真家か京都のるいのところに
たどり着いてお礼を言って欲しかった。

このドラマはどん底から日々鍛錬の積み重ねた3代100年の物語で、その後も
未来永大となっていくという物語だから。

 岡田 純