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五香のつぶやき

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東京大学前受験生刺傷事件

大学共通テスト初日となる1月15日、その会場であった文京区の東京大学キャンパスで
2人の受験生と男性1人を刺し、殺人未遂で少年が逮捕される事件があった。

その容疑者は愛知県有数の進学校東海高校2年生の少年で事件を起こした直後に
『来年は東大を受ける』と叫んでいたそうだ。

警察の事情聴取に来年は東大を受験するが、一年前から成績が振るわず悩んでおり
事件を起こして自分は自殺しようと考えてと供述した。

容疑者は医学部志望であったにもかかわらず自分の成績が振るはない腹いせに
人を刺して自殺の道連れにしようとした考えは人の命を救い病気やけがを治療する
医者の役目を何と心得て目指していたのか、親の言いなりに目指しただけではないのか?

親が子供の将来を考える それは当たり前のことだが、そのために我が子が死にたいと
思うほどに追い詰められていたのなら家庭での態度や雰囲気も変わり、異変に気付き
そうだが身近で相談を受けるべき親が感じてないのなら周囲の人では対処のしようがない。

東海高校OBのコメントから良くできる生徒のクラスでは医学部を目指す子も多く
親の期待やらで押しつぶされそうな子が多いと言う。

これはあおり運転と同じで親からのあおり、教師からのあおり 塾の講師からのあおり、
あおられた運転手は恐怖から気が動転してガードレールに激突し周囲を巻き込みながら
大けがをしてしまう。

容疑者は自分の罪の意識から当初は警察の事情聴取に応じていたが、
弁護士の関与からでしょう、事件に関して黙秘しているそうです。

弁護士の仕事も罪の償いより『勝ち負け』行き着く先はどうであれ 『勝つか負けるか』
ある種受験と同じで入学できればどんな医者になろうがどうでもいいと同じような気がする。

この事件も最終的には心身の失調の病として無罪とし、数年入院治療して娑婆に出て
地域の要注意危険人物として警察からマークされ一生を終える。

県下有数の進学校で猛勉強して東大医学部を経て医者になる これが果たして価値のある
ことなのでしょうか? 身の丈に合った学校で校友と共に医者になる勉強をする、
これでは満足できないものなのでしょうか。

この事件を鑑みて、この容疑者は17歳にして殺人未遂を起こしてしまい、これから
孤独と後悔で一生を過ごさなければならないことに何事も学校に任せっきりの親は、
我が子の成長を見届ける役割は親として重大であると考えるべきである。

 岡田 純