新年あけましておめでとうございます。

旧年中は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。

年を跨ぐあたりから徐々に新型コロナの感染者が増え始めました。

昨年の終盤からは新種のオミクロン株が現れ、感染の発表された患者の数は
少ないものの新型コロナよりさらに上を行く感染力の高さということなので、
感染者も市中に潜在しているものと思われます。

まず政府には新年早々から第6波の新型コロナとオミクロン株の蔓延をいち早く
阻止することが冷えた景気を高める第一歩で、これに経済活動を止めずに
全力を尽くすことをお願いしたい。

いい加減ここまできたら国民も感染しない術も承知しているし、
今度は罰則を持ってでも強制力を持ってとどめてもらいたいです。

これが終息すれば経済は回復する。これは判り切ってのことだが、岸田首相が
年頭挨拶でも触れた新型コロナに打ち勝った後の経済再生の要となる
『新しい資本主義』の実現とは何であろう？

成長と分配に官と民が協力し進むべき経済の全体像を共有し共に役割を果たす。

成長とはデジタル化の推進、気候変動問題の対策、科学技術の進歩など
を指し、分配は賃上げ、人的投資を指しているそうだ。

日本経済は今まで世界や国内の競争で成長してきたが、官と民が協調して
成長させることなのかな？と思うけど　官と関わりのある大企業が主役で
私たち民の端っこの方だけど　あまり関わるところがない。

賃上げに関してはどこの企業も業績が高水準で保てれば、税金も低く、この先も
上げないと約束いただければ　賃金を上げることを検討できるが、
政府は景気を直ちに良くしようとしてないし、消費税など景気を刺激するために
減税する兆しも無くただ上げろと言われてもできる訳がない。

業績が良かった時にボーナスなら可能だけど、給料は一旦上げれば容易く下げられる
ものではないということを想像すらしたこともないのだろう。

学者を含めた有識者と話し合っても我々庶民には絵空事で何にも心には響かない。

新型コロナの終息が見えたら消費税減税　これが消費を刺激する。

これも判り切ったことで景気刺激の即効性のある方策が目の前にあるのに
何故無視し続けるのだろう。

年が明けて新政権はあまり期待できませんということだけが言葉として浮かんできます。

でも皆様にとって新しい年が良き年でありますようお祈り申し上げます。

　岡田　純