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五香のつぶやき

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まるで漫画のようだ

メジャーリーグでは大谷翔平選手が投げれば、時速100マイルの剛速球で
三振の山 打てばホームラン これこそ野球漫画の主人公が現実に現れたと
日本国内だけでなく海の向こうでも熱狂しているようだ。

そしてオリンピックソフトボール決勝では6回1アウト1.2塁のピンチで
三遊間のライナーを三塁手が横っ飛び 手首に当てたボールがそのまま
遊撃手のグラブに収まり 2塁ベースへ送球 ランナー戻れずゲッツーで
チェンジ・・こんなあり得ないプレーで逆転のピンチをしのぐ 

まるで漫画のようだ

そして最終回の抑えは再びマウンドヘ上がる先発のレジェンド上野選手
交代した選手が再び現れる他のスポーツではありえない・・・

これこそがレジェンド上野ルールなのか判らないが、息を吹き返した
レジェンドが大舞台に再び現れ、危なげなく3人で抑えゲームセット。

歓喜の優勝である。北京五輪以来、五輪種目として13年ぶりの復活で
北京に続き連続優勝となりました。

ソフトボールはアトランタから正式種目となり、決勝は米国と日本の戦いに
終始する状況にヨーロッパ主体のオリンピック委員会は3大会不採用とし
今回は日本国民を慮って採用したが、次回パリでの不採用は決定済みである。

今回大活躍の中心選手が30歳を超えているので、次々回ロサンゼルスに
復帰を願い、次世代の中心となる選手を育てねばなるまい。

世界の大舞台から降ろされて競技者のすそ野が広がるか、これから
中堅選手が国内リーグを盛り上げ、選手個人の力を上げて行くしかない。

今回秘密兵器と謳われた最年少20歳の後藤投手は、宇津木妙子先生が
決勝まで温存しろと言っていたほど能力の高い投手である。

予選から接戦続きで温存とはいかずピンチの火消し役で登板を重ね、
期待通り三振の山を築いていた。

その投球フォームが少年時代に読んだ漫画『野球凶の詩』でNBL初の
女性プロ選手として登場した水原勇気を思い出させた。

魔球ドリームボールで三振の山を築くそれと同じで まるで漫画のようだった。

こんな盛り上がらないオリンピックは必要ないと言ったボクであるが、
毎日の金メダルラッシュに興奮冷めやまず、アスリートたちの開催を
感謝する一言に針に刺される思いになりながらオリンピックが開催された
ことに喜びを感じます。

経済効果が無ければ開催する必要がないと考えていたが、近代五輪で
黒字になった大会は例外的にロス五輪のみで他は赤字だったということでした。

そのため次々回ロス五輪から先は委員会の選出で決めるとも聞きました。

そうでもしないと国土の大きい金持ち国アメリカと中国ばかりの開催に
なってしまうのかもしれません。

 岡田 純