旅に行けばその多くの人がスイーツのお土産を買ってくるものであるが、
スイーツにも昔ながらのものや洋風に思考を凝らしたお土産がある。

昔ながらの旅先のお菓子として有名になったものは京都　八つ橋　伊勢　赤福　
鹿児島　かるかん　岡山　きび団子　広島　もみじ饅頭　甲府　信玄餅
などが思い浮かぶ

洋風となると北海道　白い恋人・六花亭バターロール　青森　気になる
リンゴ　仙台　萩の月　東京　東京バナナ　浜松　うなぎパイ
大阪　堂島ロール　愛媛　一六タルト　などが有名です。

ボクも旅先のお土産としてこれらのお菓子をお土産として買ってきたが、
今まで旅先のお土産として食べたもので最高に旨いものはこれである。

さほど有名ではないかもしれないが、知る人ぞ知る　広島銘菓　長崎堂の
『バターケーキ』であるとボクは結論付けた。

一口　口にすると何の変哲もないカステーラと感じるが　一拍置いて脳が
指令するのだ。　『もう一切れ食いたい』　甘みもが少し口に残っているが
つい手が出てしまうのである。

これは先日妻が広島に行ったお土産に買ってきたものだが、昔、自宅の
真向かいに住んでいた老夫婦の娘さんからこのバターケーキをお土産に
もらい　それがたいそう旨かったことを10数年今の今まで覚えていたようだ。

ボクにはバターケーキを食った記憶は全く無く、妻の記憶力にも感服した。

　岡田　純