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五香のつぶやき

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命か票か

外出自粛要請が経済活動に影響を及ぼしているが、疲弊する国民を助ける
給付金 国民一人当たり10万円一律給付を安倍首相はやっと決断した。

自民党一部議員からの制限付きではなく一律という要望はあったようだが、
それには耳を傾けず、公明党山口代表からの要望に対しては了承したようだ。

同じ自民党員の意見は聞かず公明党の意見に従う、山口代表は連立を
解消するとでも言ったのだろう。

要は困窮した国民のためではなく政権維持の票に屈服したようである。

そしてそれを繕うため緊急事態発令を全国に広げ、閣議決定した事案を
覆す行為を正当化したと言われています。

自民党一部の正統派ぽい議員の存在感のなさ、国を守る役割を果たせない
実行力のなさ 国民を思う気持ちの弱さ 悲しいほど身に染みて判りました。

新型コロナは戦争と同じなんです。国民が強いられている今の状態は籠城です、
籠城には物資が必要なんです、何でそれが判らないのでしょう。

先の大戦の真っただ中 1944年3月 旧ビルマでの戦い インパール攻略を
目指した作戦があり、その作戦に送り込まれた日本兵約8万6千人の
ほとんどが死んだ、戦死者の数より多く兵が飢えや医療品がないことから
マラリヤや赤痢の病気で死んだ最悪の作戦があった。

連合軍の攻撃と雨季の戦場で物資補給が途絶え、それでも進軍を命令され
武器弾薬、食料もなく 飢えをしのぐため人肉を食いつないで戦った
まさしく史上最悪の作戦であったのが、今これに似た状態だと思います。

自民党の議員は東大だの早大だの成蹊 学習院だの立派な大学で勉強し
議員になるため日本の歴史を勉強しただろうに、インパールも知っている
だろうし、物資がなければ籠城での戦いに勝てないことも判っているはずだ。

今回の場合、条件付き30万円給付に賛成していた公明党の裏切りは汚いと
感じるが、公明党の票欲しさに一律給付に踏み切る安倍首相の考えは醜すぎる。

刻々と変わる現状では、良いと思われる判断であれば決定後の方向転換も
リーダーしかできない決断であるが、一度下した決断を覆す過程が最悪である。

前から言うように、庶民の声が聞こえない 票ばかり気にする国会議員が
いっぱいいても国を守ることも国民を幸せにすることもできないでしょう、
国会議員の役割は国の安全と営みということだけならごく少数で十分です。

コロナが終息したら解散選挙があるはずだが、公約である議員定数削減は
ドカンと実行してもらい、いっぱい出ちゃったお金を補給してください。

 岡田 純