ドジャース大谷翔平ワールドシリーズも制覇
ワールドシリーズ優勝に王手をかけた5試合目 ヤンキース先発コール投手に
4回までノーヒットに抑えられ、0対5のだったのが5回から相手エラーを絡めた
猛反撃で同点とした。
その裏に1点取られたが、8回の攻撃で2つの犠牲フライで7対6と逆転し
最終回を抑えて大谷選手念願の優勝を果たすこととなった。
大谷選手は第2戦で左肩を亜脱臼してしまい、これまでのパフォーマンスを
魅せることができなくなったが、ヤンキースの中心バッタージャッジ選手は
ポストシリーズに入ってから不調に見舞われた。
打撃成績が49打席で打率184 20三振と全く振るわず、瀬戸際となった第5戦目で
先制の2ラン本塁打を打ち復調を匂わせたが5回に同点に繋がるエラーをやらかした。
ニューヨークの強い期待に応えられない打撃不調の自己嫌悪から
平常心を欠いたプレーとなったのでしょう。
あり得ない落球が口火となり、チームキャプテンが与えた動揺からか
エラーが重なり一方的に進めていた試合を敗戦にしてしまう要因となった。
敗戦後、ヤンキースファンやメディアから戦犯として酷評されることになる。
15年ぶりに優勝を目指す大事な試合のこの敗戦は自分に死ぬまで付きまとうと
苦しい胸の内を吐露したジャッジ選手が無性に気の毒であった。
日本のマスコミは優勝をかけた決戦に限っては、敗戦に繋がったミスを
犯した選手にも誇りを失わぬようなエールを送るものだがアメリカは違うようだ。
大谷翔平選手のワールドシリーズに向かうまでの必死な姿がこの一瞬の幸運
(ジャッジ選手には悪夢)を呼び試合をひっくり返したのかもしれません。
肩を痛めてもいつも通りに出場し、手加減なくバットを振る、シーズン中でも
そうだ、ランナーに出れば次の塁を狙う、勝つために全力プレーを心がける。
ドジャースは常勝と言われ続けるが、近年では11年連続でシリーズに出場するも
今回の優勝までは4年前に1度優勝したきりで、シーズン100勝しても頂点に届かず
敗戦していたのである。
それが今年大谷選手の加入1年目で頂点に達することができました。
山本由伸投手も期待なりの仕事をしたと思いますが、大谷選手のその都度のプレーが
チームみんなを奮い立たせ、チーム一丸となり優勝を目指す選手の集団にしたと思う。
ワールドカップでも感じたが、自然とチームを引っ張り、勝つことを絶対の使命
にさせ、ケガを押してでも試合に出場し勝利に貢献しようとする気持ちを持たせる。
言葉で無くチーム一丸となる気持ちにさせる人間性を持っていると感じた。
彼の成功の秘訣は親しまれる人間性により周りを協力者に取りくみ、
その力を借り自分の目標を達成させるように感じるのである。
まずは大谷翔平選手 高校生の時からの目標達成おめでとうございます。
岡田 純