玉木代表の酷い仕打ち
国民民主党の公認で参議院選挙に出馬するため会見を行った山尾志桜里氏
当然過去の問題についての釈明をしなければならないことは解っており
本人も過去のみそぎのつもりで会見を行うことになりました。
まず玉木代表は国民の反発が確実に予想される山尾氏を公認に勧誘したか?
そして山尾氏は玉木代表から誘われ国民民主党から出馬するために
会見を行うのに何故代表や幹事長が同席しなかったのか?
公費の無駄遣いや私的使用などの釈明は謝罪と当選後の対処の公約で
済みそうなものだが、不倫疑惑においては好奇心旺盛な記者たちの
格好の餌食になるのは目に見えていたはずである。
それも不倫相手の細君が自殺していることも問われながらも、記事になった
当初から不倫を否定していた山尾氏に何とかお詫びさせようと記者から
質問攻めが来そうなのは明らかなのに代表たちは知らん顔だった。
この様なリスクが想像されていながらも勧誘しておいて、出馬取りやめ発表なら
同席すると言っていたと聞くとその仕打ちに人間性までも腐った人物だと思った。
山尾氏が出馬すれば国民の中には反対する人もいる・・・それを解った上で
お声をかけたはず・・・山尾氏も覚悟のうえで出馬する意向で迎えた会見だ
代表本人も不倫の疑いで相当叩かれて それから時間が経ち
代表としての地位を復活させた経緯がある・・・その惨さは解っているはず
それを世間の前に引っ張り出し 8年前と同じように叩かれたのを見て
国民民主党の誰一人防御しない党の冷酷さも見え彼女が哀れに思えました。
山尾氏の議員時代舌鋒鋭く与党に立ち向かい立憲民主党の幹事長候補まで
のし上がったと記憶する。
そこでも党内で梯子外しがあったような気もするが気丈に振舞っていた。
国会の質疑で総理の説明責任を追及していたが、いざ自分となると
山尾氏が総理に言っていた説明責任は到底行っていなかったが、
ひょうひょうとしていた顔もまた憎らしかったが反面頼もしい部分でもあった。
このままそっとして置けばいいものを国民民主党に必要な人材として
引っ張り出した以上は、勧誘した本人である代表が不倫の質問に対しては
身を挺して守るのが取るべき姿だったでしょう。
不倫については記者側は隠し撮りで証拠は掴んでいると言っているが
相手の男性のコメント次第で疑わしいし、山尾の否定通りとしか言えないし
それ以上は記事の出し方で想像を掻き立てるだけでしかない。
例外もあるでしょうけど必要以上に夫婦間のプライベーも世間に公表して
今までの人徳や功績もぶっ潰してしまうことが報道の正義とは言えないのでは。
国民民主党としては山尾氏のおかげで票が減るとしてもこの場合は代表が
最後まで山尾氏応援の姿を見せるしかなかったと思う。
岡田 純